老後の資金が心配…。お金を貯めたいけども、金利は低くて限界。
老後の資金のため、将来の子供のお金など、貯金をしている方も多いのではないでしょうか?
そして、なかには併せて資産運用を行っている人も多いでしょう。
しかし、初心者にとって資産運用はハードルが高いもの😔
そのためなかなか始められない人もいるでしょう。
そこでこの記事では初心者にオススメの資産運用から運用資産をする際のポイントなどを解説します。
- 初心者にオススメの資産運用
- 年代別の資産運用の選び方
- 初心者が資産運用する際のポイント
- 初心者が資産運用する際の注意点
- 初心者にオススメのネット証券
これから資産運用を始めることを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください💡
初心者にオススメの資産運用4選
初心者におすすめの資産運用は主に次の4つです。
- つみたてNISA
- 投資信託
- iDeCo
- ミニ株
いずれも少ない資金かつローリスクではじめられます。
すぐに大きな利益を得るのは難しいものの、損失が怖い方にはとてもおすすめです👍
投資に関して怖い人は上記のなかから選んで始めてみましょう。
それでは実際に、それぞれの資産運用について紹介します✨
つみたてNISA
1つ目がつみたてNISAです💰
- 最長20年間の運用期間
- 非課税投資額が年間40万円
- 最低100円から始められる
- 設定さえすればあとは自動で投資してくれる
つみたてNISAは非課税投資額が年間40万円、最長20年間の運用期間となっています。
そのため、NISAで得た分配金や譲渡金で発生する税金は0円となります。
通常、投資で得た利益は20.315%ですが、つみたてNISAならば非課税と長期資産形成に最適です。
さらに投資額は最低100円からと少額ではじめられるため、とりあえず投資をしてみたい人でも始めやすいでしょう。
「最低100円から投資で投資し続けても意味がなさそう」
と思うかもしれません。
しかし、後に増額をすることができれば大きなリターンが期待できます👍
設定さえすればあとは自動で投資をしてくれるため、なるべく投資に時間を割きたくない方でも継続できる可能性が高くなります。
さらにローリスクであるため、損失リスクが怖い人にも最適です✨
利用できる人 | 日本に住んでいる20歳以上の人 |
口座開設可能数 | 1人1口座 |
非課税投資枠 | 毎年40万円を上限に投資が可能 |
非課税期間 | 最長20年間 |
投資可能期間 | 2018年〜2042年 |
投資信託
2つ目が投資信託です💹
- 投資の専門家が運用をしてくれる
- 分散投資によるリスク軽減
- 少額からの資産運用
- 国内外の株式から金まで種類豊富
投資信託は投資の専門家である「ファンドマネージャー」が代わりに運用をしてくれるのが特徴です。
そのため、投資初心者や投資に自信がない人でも始めやすいメリットがあります。
投資信託はつみたてNISA同様、少額から始められます💰
さらに国内外の株式から金まで取り扱っており種類豊富であるため、銘柄の少なさに困ることもないでしょう。
ただし注意点として、投資信託で得た売却益などは課税対象と税金が発生します。
とにかく自分での運用が苦手な人におすすめです🔥
しかし自分である程度リサーチできる人はつみたてNISAのほうが適しています。
NISA、つみたてNISAをいまだに行っていない人はそこから始めるのが良いでしょう👍
利用できる人 | 0歳から可能(ただし証券口座の開設は制限を設けているところが多い) |
口座開設可能数 | 制限なし |
税率 | 20.315% |
iDeCo
3つ目がiDeCoです💵
- 運用益が非課税
- 掛金は全額所得控除
- 雇用形態などによって掛金の上限が異なる
- 運用の手間が少ない
すでに企業型DCのある会社員の人がない会社に転職したとしても、非課税でiDeCoへ移すことができます。
そのため、転職や退職でも柔軟に対応できます。
さらに運用益は非課税、掛金は全額所得控除となり、節税対策にとても最適です。
雇用形態などによって掛金の上限は異なるものの、いずれも老後の資産形成にとてもおすすめです。
運用の手間が少ないため、なるべく手間を避けたくない人でも継続できるでしょう👍
掛金は5,000円と少額から可能ですが、60歳まで引き出せないため注意してください❎
節税対策をしたい方、老後資金を意識している人におすすめです。
利用できる人 | 20歳〜65歳までの方企業が企業型確定拠出年金に加入し、個人型同時加入を認めていない場合、国民年金の保険料納付を免除、農業者年金の被保険者は加入不可 |
投資可能額(月額) | 自営業:68,000円会社員:12,000円〜23,000円専業主婦(夫):23,000円公務員:12,000円 |
掛金 | 全額所得控除対象 |
運用益の税金 | 非課税 |
ミニ株
4つ目がミニ株です💹
- 1株単位での購入が可能
- 少ない資金で分散投資が可能
- 株主優待を受けられる企業がある
- NISAの枠の余りで活用できる
通常、株式の購入は100株からとなり、最低でも数十万前後の資金が必要です。
しかしミニ株の場合は1株単位で購入できるため、少ない資金で始められます✨
さらに少ない資金で始められるため、分散投資もしやすいでしょう。
また株式投資の魅力である株主優待を受けとることのできる企業もあります🔥
そのため、普段の生活でミニ株を購入するメリットを感じられます。
NISAの120万円の枠もミニ株で調整することができるため、使い方次第で大きな資産を作ることが可能です。
特徴 | 1株単位からの購入が可能 |
口座開設できる数 | 上限なし |
購入できる単位 | 1株単位 |
税率 | 20.315% |
年代別:資産運用の選び方
資産運用は年代によって、投資期間や適している投資方法が異なります。
例えば20代の人が老後の資金を作る場合と、40代の人が老後資金を作る場合では投資期間に大きな差があるのが分かるでしょう。
そのため、適している資産運用も異なります。
ここでは20代、30〜40代、50代の3つの年代に分けて、それぞれの資産運用の選び方を見ていきましょう。
20代の資産運用
20代の場合は独身であれば自由にお金を使えるうえに、長期間の投資も可能です。
そのため、30代や40代から始めるよりもしっかりとした資産形成が可能です。
30代からは結婚やマイホームの購入など、大きな支出が増えて思うように投資ができない期間もあります。
そのため20代のうちに少しずつ投資をしていきたいところ。
しかし、20代は平均年収からして投資に回せるお金は少額となりがちです。
そのため、少額でコツコツと行う資産運用をおすすめします😊
20代におすすめの資産運用は少ない資金から始められるつみたてNISA、iDeCo、ミニ株です。
iDeCoであれば掛金は全額控除と節税効果もあります。
多くの人はライフイベントまで時間があるため、時間を活かした資産形成をしていきましょう👍
30代〜40代の資産運用
30代〜40代は出世して年収が大きく増える年代です。30〜40代は20代に比べて収入は上がっているものの、結婚をする人も増えライフイベントが多くあるため、支出が増える可能性が高くなります。
さらに出世をして仕事が忙しくなる可能性も💦
隙間時間で効率よく投資できるか、老後資金を作ることはできるかを考えて行っていきましょう。
資産額を増やしたり、積極的なリターンを狙える銘柄を狙うのもおすすめです💰
30代から40代におすすめの資産運用は「投資額を増やしたつみたてNISA」、「老後に向けた資産形成に最適なiDeCo」、「専門家が代わりに行ってくれる投資信託」です。
iDeCoであれば掛金は全額控除と節税効果もあります。
老後に向けた資産形成を行っていきましょう👍
50代の資産運用
50代の資産形成は老後が目前のため、すぐに老後資金を作りたい方も多いでしょう。
しかし短い期間で老後資金を作るよりも、安定した資産運用がおすすめです🔥
資産形成を急いでハイリターンな資産運用に挑戦し、元本割れを起こしてしまっては元も子もありません。
そのため資産を減らさずに着実と資金を貯められることを意識した、安定性の高い資産運用を意識していきましょう。
50代の資産運用の場合は限度額上限までのNISAとiDeCoです。
さらに資金に余裕がある場合は、ハイリターンが期待できる株式投資に挑戦してみるのもおすすめです。
焦らずに、守りの体制で堅実な資産運用をしていきましょう✨
初心者が資産運用をする際のポイント
初心者が資産運用をする際は、次の3つのポイントを意識して始めましょう。
- リスクとリターンで考える
- いくらから始められるか
- 運用期間がどのくらいか
投資や資産運用と聞くと、必ずしもプラスにならないから怖い。と思う方も多いのではないでしょうか。
資産運用を行うにしても、自分に向いているものがわからない…。
しかし、リスクを抑えてポイントを抑えることで、より自分に合った資産運用スタイルを見つけることができます。
これから始める方はそれぞれのポイントを抑えていきましょう💡
リスクとリターンで考える
1つ目はリスクとリターンで考えましょう。
例えば、すぐに資金を増やしたい場合、リスクを気にしない場合はハイリスクな資産運用スタイルとなります。
しかし、ハイリスクということはハイリターンでもあります🔥
マイナスになった場合の損失額は大きいため、堅実に貯めたい方は適していません。
反対に老後の資金などが目的である場合は、リスクを抑えられる分散投資、インデックス運用が適しています。
このように自分が資産運用をする目的、リスクとリターンを考えてみましょう。
希望しているのはローリスクなのかハイリスクなのか考え、目的をはっきりと明確にすれば、自分に適した運用資産スタイルを見つけられます😊
いくらから始められるか
2つ目がいくらから積み立てられるかです。
大きな利益を得たい場合は、大きな金額が必要になります。
たくさんの資金を投資すればするほど、短期間で大きい収益を得られる可能性が高くなるからです。
しかし、生活に必要なお金を投資に回しても投資は続けられません。
さらに資金体制が整っていないときに、投資に手を出すのは危険です。
まずは数カ月分の貯金をしてから、投資をするのが懸命です😥
もしも数千円程度から投資できる場合は、投資信託やiDeCoなど、数万円未満から始められる資産運用が適しています。
まずは、自分にいくらの資金があるのか、現在の余剰資金を把握して資産運用のスタイルを決めましょう。😊
運用期間がどのくらいか
3つ目が運用期間がどのくらいか把握しましょう。
短期間で大きな利益を得たい場合は、大きな資金が必要になります。
反対に運用期間が長い場合は、元本割れの可能性が少ないローリスク・ローリターンなポートフォリオが適しています✅
自分の運用期間と目的の額を明確化することで、適しているスタイルを見つけられます。
まずは自分の目安の運用期間を明確にしていきましょう✨
初心者が資産運用をする際の注意点
初心者が資産運用をする際の注意点は次の3つです。
- 余剰資金で行う
- リスクの低い方を選択する
- 現金での貯金も行う
資産運用は銀行の定期預金を利用するよりも、遥かに高い利率で資金を増やせます。
そのため、資金を増やしたい人にはとても適しています。
しかしすべての商品、資産運用であれば確実にローリスク・ローリターンで稼げるわけではありません。
まずは、これから紹介する資産運用をする際の注意点について抑えておきましょう✅
余剰資金で行う
1つ目が余剰資金で行いましょう。
資産運用をする際、当然ですが資金が必要となります。
その際に生活費を投資に回したり、収入に対して影響を与える額は経済的負担を大きくします🔥
そうなれば、資産運用を続けるのは困難です。
特に難しいスキルを必要としないローリスク・ローリターンで投資をする場合は、続けなければ意味がありません。
そのため、生活に影響を与えない余剰資金で長期的に投資を行っていきましょう😊
リスクの低い方を選択する
2つ目がリスクの低い方を選択しましょう。
ハイリスク・ハイリターンなポートフォリオは値動きが激しく、元金を大きく減らす可能性があります😔
特に初心者のうちは収益を得るための情報収集をしなければならず、用意できる資金が限られている人も多いでしょう。
そのため、ローリスク・ローリターンのポートフォリオで着実にお金を増やしていくのがおすすめです💰
元本割れのリスクが少なく、長期間行うことで大きなリターンを得られます。
現金での貯金も行う
3つ目が現金での貯金も行いましょう。
投資や資産運用はポートフォリオによって高確率で利益を得られるものもあります。
しかし、投資に絶対はありません。
万が一損をしても大丈夫なように、元金割れのしない現金での貯金をしておきましょう。💵
一年分の生活費があれば、心の余裕がうまれます。
まずは投資を始める前に貯蓄をしてから、余剰資金を投資に回していきましょう。👍
初心者にオススメのネット証券【これさえ選べば問題なし】
資産運用をする際はスマホから簡単にできて、取引手数料の安いネット証券がおすすめです。
銘柄も多いため、自分に適したポートフォリオの作成ができるでしょう。おすすめのネット証券は次の2つです。
- SBI証券
- 楽天証券
迷ったら上記のどちらかのネット証券を登録することをおすすめします。それぞれのネット証券の特徴について見ていきましょう。
SBI証券【三井住友カードを所有している人】
- クレカつみたてで最大2.0%のポイントが貰える
- 米国株から国内株まで種類豊富
- 入金する手間なく積み立てられる
- つみたてNISAを始められる
SBI証券は三井住友カードを所有している人におすすめのネット証券です。
三井住友カードのプラチナカードの場合はポイント付与率が2.0%、ゴールドであれば1.0%、スタンダードで0.5%貯まります。
そのため三井住友カードを所有している人ならば、ポイントをサクサク貯められます💵
さらにクレジットカードで投資できるため、入金する手間なく自動で積み立てられます。
SBI証券は米国株から国内株まで種類豊富であるため、銘柄に困ることもありません😊
つみたてNISAもiDeCoもあり、資産運用を始めたい人に最適です✅
三井住友カードを所有しているならば、初めて損はありません。
三井住友カードを所有していない人は証券口座との同時申し込みにより、最大30,000円相当プレゼントを行っています。
証券口座開設数 | 840万突破 |
申込方法 | ネット、もしくは郵送による手続き |
取引手数料 | 0円〜 |
おすすめな人 | ・三井住友カードを利用している人・海外株にも挑戦したい人 |
つみたてNISAやiDeCoの有無 | つみたてNISA:◯iDeCo:◯ミニ株:◯IPO:◯ |
楽天証券【楽天サービスをよく利用する人】
- 初心者でも使いやすい仕様
- 楽天サービスを利用している人ならばとてもお得
- 取引ツールが豊富
- 楽天カードでポイント還元率1%
楽天証券は投資初心者の方、楽天サービスをよく利用する人に向いています。
楽天カードで注文をすれば0.2%から1%のポイント還元率を受けられます💵
ポイントでの投資も可能となっており、楽天経済圏を利用している人はお得に投資が可能です。
普段から楽天市場での買い物、楽天カードを所有している人にとてもおすすめです✨
初心者でも使いやすい仕様となっているため、初めて投資をする方でも始めやすいでしょう。
それだけではなく取引ツールも豊富であるため、長く利用する予定の人でも問題ありません。
楽天サービスを利用している人、楽天カードを持っている人におすすめのネット証券です😊
証券口座開設数 | 840万突破 |
申込方法 | ネット、もしくは郵送による手続き |
取引手数料 | 0円〜 |
おすすめな人 | ・楽天サービスを利用している人・楽天カードを所有している人 |
つみたてNISAやiDeCoの有無 | つみたてNISA:◯iDeCo:◯ミニ株:×IPO:◯ |
おわりに
資産運用に対してハードルが高い、不安が大きい方も多いでしょう。
しかし、年代や状況、目的に合った資産運用をすることで無理なく続けられます。
さらに、本記事で紹介した少額かつローリスク・ローリターンの資産運用であれば、損失リスクも大きく抑えることが可能です。
月々500円からと少額で始められるうえに、運用益は非課税になるものや、節税対策が可能なものもあります👍
この記事を参考に、資産運用を始めてみてはいかがでしょうか。
コメント