NFTって何だろう?基礎知識を知りたい!
最近話題に挙がる「NFT」というサービスに興味を持った方もいるはずです😊
それなら、このサービスが、あなたの仮想通貨ライフをより楽しくしてくれることを知っておきましょう!✨
この記事はNFTの「知識編」「始め方編」で構成された記事の「知識編」♫
NFTの基礎知識や面白い情報を知りたい方向けに、詳しい情報を紹介します。
- NFTとは何なの?
- 何があればNFTを始められるの?
- NFTで何ができるの?
- 魅力的なNFTの最新情報が知りたい!
※NFTを始めるためには、仮想通貨(イーサリアム)を所持する必要があります。
いますぐNFTを始めたいなら、以下記事を参考に、国内仮想通貨取引所・販売所に登録してみましょう✅
NFTとは
今回の本題である「NFT」
最近、少しずつ聞くようになりましたよね😌
特にTwitterなどのSNSでは「NFT」に関する情報を見かけます🎵
では、このNFTとは、いったい何なのでしょうか?
まずは、NFTを理解してもらうために3つのポイントに分けて説明してますね✨
①「非代替性トークン(Non-Fungible-Token)」
NFTとは、非代替性トークン(Non-Fungible-Token)の略称です。
つまり…どういうこと?
非代替性トークンとは、替えが効かない唯一無のトークン(象徴)という意味をもち、世界にひとつしかないデータのことです。
たとえば、NFTを日本紙幣で例えてみましょう💡
日本中には沢山の一万円札があります。あなたが持っている数枚の一万円札はどれも同じに見えますが、じつは、それぞれ番号が割り振られているので、同じ一万円札というのはないのです💴
ひとつひとつは似ているけど、そこに割り振られた番号(たとえば7という数字がたくさん並んでいる等)によってはプレミア価値が生まれて、かなり高値になるものもありますよね😋✨
NFTは、これと同じです。
NFTというデータには、それぞれ番号が割り振られています。もちろん番号は書き換えられません。
つまり、替えが効かない完全オリジナルのデータを所持できるのがNFTということ💡
今までデータ自体に価値を持たせるという認識はありませんでしたが、それを覆して、データという存在に価値を持たせられるのがNFTの特徴なのです‼
②ブロックチェーン技術がオンリーワンなデータを作る
NFTにとって欠かせないのが「ブロックチェーン」という技術です✨
ブロックチェーン技術によって刻み込まれたデータ情報によって、NFTデータを唯一無二の個別のデータとして認識することができます😮⛓
たとえば、同じNFTの画像データであっても、「1番目に販売されたNFT」「777番目に販売されたNFT」というように、それぞれの画像データには異なる情報が組み込まれています📝✨
同じ画像データに見えても「1番目というプレミアがついたNFTが欲しい」というユーザーの気持ちが加わればそこに価値が生まれるということです。
また、NFTはデータ数を限定して販売することが可能です。
「世界に〇枚しかない特別なNFT」という情報を持たせられるため、NFTにはオンリーワンの価値が生まれるのです🎵
同じNFTに見えても、じつは「1番目に販売されたデータ」であったり「777番目に販売されてたデータ」なのか瞬時に判断できるので、それぞれのデータがオンリーワンの特徴を持っているというわけです✅
近年では、ネットに公開されているデータを無断でコピーして使っている人が大勢います⚡
また、データを悪用して無断販売している人も多く、コピーして使われたデータは作成者の利益になりません。
しかしNFTであれば、だれが作成者なのか一目でわかるだけではなく、2次配布する人がデータを配布したら、その利益の一部が作成者の報酬になるのです💡
クリエイターにとって大きなメリットがある技術であることから、NFTにとってはブロックチェーンという技術が欠かせません‼
③アートや情報が取引されている
NFTでは、次のようなデータを取引できます💡
クリエイターが生み出した作品が取引されるのはもちろん、企業として動くプロジェクトや、ゲームに登場するアイテムなどがNFTになっているのが面白いポイントです😊
じつは、今あなたが絵を書けば、それもNFTとして販売できるのです‼✨
NFTが販売されているマーケットプレイスをチェックしていけば、面白いNFTが沢山見つかるので、まずはマーケットプレイスからチェックしてみてはどうでしょうか。
NFTの位置づけ
今回ご紹介するNFTは、かなり魅力的なサービスです。
しかし、注意点がひとつあります。
それは、誰でもすぐにNFTを取引できるわけではないということ!
ここでは、その理由も含めてNFTを利用するための情報を簡単に解説します。
①Ethereum(イーサリアム)のネットワークで利用できる
NFTは、仮想通貨を所持していなければ利用できません。
しかも、どんな仮想通貨でも良いというわけではなく、イーサリアム(ETH)という仮想通貨のみNFTに対応しています💰
仮想通貨の中にはビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など様々な種類がありますが、そのような仮想通貨があってもNFTは購入できません。もちろん日本円も取引の対象外です⚡
今すぐNFTを始めたい!
というのなら、イーサリアム(ETH)の購入が必須条件です。
※一応、イーサリアム(ETH)以外の通貨でもNFTを購入できる場所はありますが、限定的にしか利用できないため、イーサリアム(ETH)の購入がオススメです!
まだ持っていない方は、以下記事を参考に仮想通貨を購入してみましょう💡
②Ethereum(イーサリアム)がもつ他の仮想通貨との違い
イーサリアム(ETH)ではNFTを買えるけど、他の仮想通貨だとNFTを買えないのはなぜ?
その理由は、イーサリアムという通貨の特徴が関係しています💡
イーサリアムには、ほかの仮想通貨と違い「スマートコントラクト」というNFTに欠かせない改ざん不可能なプログラムルールが設けられています。
このスマートコントラクトは、定められたルールに従えば、誰でも取引を行えるという特徴があり、様々なデータコンテンツを取引できます🔁
またスマートコントラクトには、自動契約機能というユーザーの手間を最小限に抑えてくれる機能が搭載されているため、現段階ではイーサリアム(ETH)の通貨が使いやすいのです✅
③取引所・販売所とは別のウォレットが必要【MetaMask】
イーサリアム(ETH)を使ってNFTが購入できると言いましたが、国内仮想通貨取引所・販売所でイーサリアム(ETH)を管理している場合、その状態ではNFTを取引できません💡
イーサリアムを購入するためには、専用のウォレットを作る必要があります。
有名なウォレットとしては、キツネのマークが特徴的な「メタマスク」があり、ほとんどのユーザーがこのウォレットを使ってNFTを取引しています🦊
NFTの取引では、このメタマスクにイーサリアム(ETH)を移す必要があるので、メタマスクへの登録や送金を行っておきましょう✅
NFT利用で知っておきたい専門用語
NFTをスムーズに使うために、5つの専門用語の意味を理解しておきましょう💡
今後NFTを利用する中で何度も出てくる言葉ですので、覚えておく事でNFTの利用がかなり楽になります✨
ひとつずつ丁寧に解説していきます!
①NFT
今回の主役である「NFT」は、非代替性トークン(Non-Fungible-Token)という意味です。
詳しくはこちらで解説しております😊
②マーケットプレイス
「マーケットプレイス」とは、NFTの取引ができるサイトのことです👜
NFTの購入はもちろん、NFTの販売を行えます。
また、マーケットプレイスは世界中で複数のサービスが提供されています。
利用するマーケットプレイスによって取引できるNFTが変化するので、自分が欲しいと思うNFTを探すために、複数のマーケットプレイスをチェックしてみてください✅
③ガス代
NFTの取引では「ガス代」という言葉がよく登場します💡
ガス代?コンロを使うと発生するあのお金?
そうイメージする人も多いと思いますが、NFTの中では手数料のことをガス代と呼びます。
ガス代は、イーサリアムを運営するための大切な手数料であり、イーサリアムの処理に必要な費用や技術費用をガス代によって賄われています💰
また、ガス代は価格変動に合わせて金額が変化します📈
タイミングによっては、ガス代が安くなる場合もあるので、タイミングを見計らって取引を行ってみましょう。
④ウォレット
「ウォレット」とは、財布という意味であり、あなたが所持する仮想通貨を管理するプラットフォームとなります👛
このウォレットには種類が複数あって、次の2つのウォレットを準備するのがオススメです。
NFTの取引では個人のウォレットが必要なので、国内仮想通貨取引所・販売所のウォレットだけ所持しているという人は、メタマスクなどのウォレットも準備しておきましょう✅
⑤Mint(ミント)
制作したデータをNFTにすることを「Mint」と言います🍃
Mintを行っていないデータは、コピーすることで同じデータを増殖できますが、Mintすれば、それをオリジナルデータとして扱うことができるのです✨
NFTでできること
NFTを持つと、いったい何ができるの?
唯一無二の電子データであるNFTは、ただコレクションできるだけではないのです。
NFTは主に3つの使い方があります。ひとつずつ見ていきましょう。
①NFTの購入
NFTはマーケットプレイスを通じて購入できます。
これって当たり前なんじゃ…
そう考える人もいると思いますが、じつは面白いポイントが次の通り💡
- 1次販売元(制作者)から購入:限定感やレアリティの高いNFTを購入できるが価格が高い
- 2次販売元から購入(1次販売元から購入した人):レアリティは低いが、価格も安い
じつはNFT、制作者だけがその作品を販売できるだけでなく、制作者から購入した人も作品を販売できるんです😮‼
もちろん、2次販売なのでその価値は下がりますが、レアリティなどに興味がないのなら、2次販売元からリーズナブルに購入するのも方法のひとつ🎵
制作者のファン、ただデータのデザインが好き、そういった認識の違いで価格やレアリティといった価値が変わっていくため、柔軟で自由な取引も魅力の一つだと言えます‼
②NFTの販売
NFTは、あなた自身が販売することもできます。
販売できるのは次の通り🎵
クリエイターの多くは、自身で制作したデータをマーケットプレイスに公開して販売します。
そこから生まれた利益は仮想通貨として得られるので、仮想通貨を増やすきっかけになります💰
また、仮想通貨は日本円と交換できるので、ユーザーの中にはNFTから収入を得ている人もいるのです。
もしクリエイターでなくても、1次販売元から購入したデータを2次販売元として売り出して利益を生み出すことができます💡
なかには今後価値が高まりそうなNFTを複数購入しておき、二次販売して利益を出そうと動いている人もいるのです。
2次販売された利益の一部は、1次販売元に還元されるため、制作者にとって魅力的なサービスだと言えます🎵
③購入したNFTの二次配布
さきほど、簡単に登場しましたが、購入したNFTは2次販売できます🎵
2次販売できる場所は、あなたが購入・販売を行うマーケットプレイスです。
価格設定も自由に決めるられるので、購入したNFTの価値や今後の人気度上昇などを予想して、適正価格で販売してみてはいかがでしょうか。
広がり続けるNFTの魅力
NFTをコレクションしたり、取引するのってあんまり自分向きじゃないかも…
それなら今、NFTを活用した面白いサービスが登場していることを知っておきましょう✨
今現在でも、NFTに面白い要素を掛け合わせたサービスが続々登場しているので、ぜひチェックしてみてください。
①NFTゲームが登場
なんとNFT、ゲームとして利用できるのです🎮
これらのゲームは、無料で始められるだけでなく、ゲーム内で集めたキャラクターやアイテムの画像データ(NFT)をトレードできる魅力があります。
ゲーム内で登場するレアリティの高いNFTのアイテムは、高値でトレードすることができます。またゲーム内の通貨(トークン)を貯めていけば、あなたが欲しいレアなNFTのアイテムを手に入れるチャンスがあります🔁
他にも、かわいいキャラクターのNFTを育成したりNFTを使ってバトルができたり、NFTを売却してそれを現金に交換することもできてしまう!
通常のスマホアプリにはない面白い要素ですので、ゲームが好きだという方はぜひチャレンジしてみてください🎵
②運動✕NFTを楽しめるM2Eが登場
運動不足で悩んでいるけど、運動するのは飽きちゃいそう
それなら、運動とNFTが合体した「M2E(Move to Earn)」を始めてみましょう🎵
M2Eとは、運動(移動)するだけでお金を稼げる面白いサービスです👟
サービスの中には、NFTのアイテムを使うことで「お金を稼ぐ性能」を変化させたりすることができます!✨
たとえば次のゲームが国内で有名です。
どのサービスも歩くだけで仮想通貨が貯められます。
歩く距離に応じた報酬が設けられており、アイテムを購入したり、ゲーム内で収集することによって仮想通貨を得やすくなります。
運動したいけど、そこに面白さを見つけられないというのなら、M2Eを導入し、楽しみながら運動を始めてみてはいかがでしょうか。
NFTの魅力的な事例
最後に、よりNFTの魅力を理解していただくため、今までに起きたNFTの面白い事例を3つご紹介します。
夢のあるサービスですので、気になる項目をチェックしてみてください。
①75億円で取引されたNFTアートが登場
世の中には数えきれないくらい大量のNFTがあふれかえっています。
オシャレなNFTアートを探そうにも、量が多すぎて隅々までチェックできない状況となっていますが、何と2021年にデジタルアーティスト「Beeple」さんが公開した作品「Everydays – The First 5000 Days」が約75億円で落札されたという快挙を成し遂げています。
この作品は13年半かけて制作された5000枚のコラージュ作品であり、それに興味を持った世界最大のNFTファンド創設者「Metakovan」が落札しました。
国内にも、子供が書いたNFTの絵が数百万円で購入されるなど、夢のあるサービスを楽しめるため、あなたも面白い作品を作って公開してみてはいかがでしょうか。
②国内NFTプロジェクト「CryptoNinja」が話題
現在、日本発の人気NFTとして「CryptoNinja」というプロジェクトがあります。
このプロジェクトは、日本のプロブロガーやコンサルタント、Youtuberなどを行うインフルエンサーである「イケダハヤト」さんが立ち上げたNFTであり、忍者を模したかわいいキャラクターたちが販売されています。
2022年には巨大マーケットプレイス「OpenSea」で上位を獲得するなど、世界中で注目が集まったNFTとしてSNSでも多くの方たちがキャラクターのNFTをアイコンにしています。
そんなCryptoNinja、人気のあまり、大規模イベントやミュージカルが行われるなど、更なる飛躍を遂げています。
今後も続々キャラクターが追加されていくだけでなく、キャラクターのオマージュNFTが公開されるなど、面白い要素たっぷりなので、ぜひチェックしてみてください。
③Twitter創業者のツイートがNFTで販売
NFTと言えば、アート作品が有名ですが、じつはアート以外にも様々なデータがNFT化されています。
その中でも有名なのが、SNSの投稿がNFT化され、高額で取引されたという事例です。
これはTwitterのCEO「ジャックドーシー」さんが初めて行ったツイートであり、そのツイートのデータ価値が何と3億円を超えるというものです。
ただのツイートにも価値が生まれる、NFTにはそんな魅力があるので、大きな夢が詰まっていると感じますね。
ちなみにジャックドーシーさんは、NFTで得た3億円を全額寄付に回したそうです。
おわりに
NFTにチャレンジすれば、あなたの仮想通貨ライフをより面白くしてくれます🎵
唯一無二の電子データをコレクション・取引でき、動き方次第では、利益を生み出すこともできるので仮想通貨を増やすチャンスです!
NFTはゲームや運動と一緒に楽しむこともできるという魅力があります。
本記事の知識編でNFTの概要が理解できたら、ぜひ「始め方編」もチェックしてみてください✨
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